2019年11月10日(日)に実施された令和元年度行政書士試験の試験結果が一般財団法人 行政書士試験研究センターの公式ホームページで公表されましたので、こちらのブログでもまとめてみました。
また、各資格学校での試験総括(動画解説)も掲載してますので、ぜひ参考にしてください。
目次
令和元年度行政書士試験合否判定基準
試験の配点
科目 | 試験方式 | 問題数 | 1問あたりの点数 | 満点 |
法令科目等 | 5肢択一式 | 40問 | 4点 | 160点 |
多肢選択式 | 3問 | 8点 | 24点 | |
記述式 | 3問 | 20点 | 60点 | |
計 | 46問 | ー | 244点 | |
一般知識等 | 5肢択一式 | 14問 | 4点 | 56点 |
合計 | 60問 | ー | 300点 |
合格基準点
次の要件をいずれも満たした者を合格とする。
- 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者
- 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者
- 試験全体の得点が、180点以上である者
※本年度の合格基準は、試験問題の難易度を評価し、補正的措置を講じてあります。
令和元年度行政書士試験の「問題28」(法令等5肢択一問題)について、複数の正答が考えられると判断されたため、受験者全員に4点が配点されてます。
参考:
令和元年度行政書士試験合否判定基準(PDF) | 一般財団法人 行政書士試験研究センター
令和元年度行政書士試験 合格率
項目 | 今年度 (令和元年) | 前年度 (平成30年) | 前年度との比較 |
申込者数 | 52,386人 | 50,926人 | +1,460人 |
受験者数 | 39,821人 | 39,105人 | +716人 |
受験率 | 76.0% | 76.8% | -0.8% |
合格者数 | 4,571人 | 4,968人 | -397人 |
合格率 | 11.5% | 12.7% | -1.2% |
合格者平均得点 | 196 | 197点 | -1点 |
参考:
令和元年度行政書士試験実施結果の概要 | 一般財団法人 行政書士試験研究センター
受験者数については、平成22年から連続で減少傾向にあったのが、去年→今年で久々の増加となっておりますね。
ただ、全員正解扱いの4点加算の措置、かつ合格基準も前年同様にも関わらず去年よりも合格者数が少なかったという点で、試験難易度は結構高かったと結果より推測されます。